小前宏一さん(右)と神谷輝さん
小前宏一さん(右)と神谷輝さん

 尼崎JR脱線事故で犠牲となった親友の夢を追いかけた。立ち止まるのが怖くて、がむしゃらに突っ走った。「亡くなった人の分まで生きる」。よく聞く言葉で、自身もそう思って生きてきたが、並大抵なことではなかった。