神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT

 遺体安置所となった体育館に、JR西日本の社員が列をなして待機していた。小前恵さん(49)が長男の宏一さん(19)との対面を済ませると、先頭にいた男性2人が声をかけてきた。「私たちが担当させていただきます」。宏一さんを霊きゅう車に乗せ、恵さんたちはタクシーで社員と一緒に自宅に帰った。