看板商品「500色の色えんぴつ」と矢崎和彦社長。「世界中のしあわせの情景」から着想を得て、「晴れ渡るタスマンの海の色」など1本1本に色名が付いている=神戸市中央区新港町(撮影・大田将之)
看板商品「500色の色えんぴつ」と矢崎和彦社長。「世界中のしあわせの情景」から着想を得て、「晴れ渡るタスマンの海の色」など1本1本に色名が付いている=神戸市中央区新港町(撮影・大田将之)

 フェリシモの矢崎和彦社長(70)は1989年、社名を「ハイセンス」から現社名に変えた。新社名に込めた「最大級で最上級のしあわせ」を実現する仲間をつくるため、採用活動を重視してきた。それは、他の企業とは一線を画すものだった。