グランフロント大阪にオープンする「Umi&Yama Kitchen(海と山 キッチン)」の店舗イメージ(ロック・フィールド提供)
グランフロント大阪にオープンする「Umi&Yama Kitchen(海と山 キッチン)」の店舗イメージ(ロック・フィールド提供)

 総菜大手のロック・フィールド(神戸市東灘区)は4日、サラダ専門店としては15年ぶりの新ブランドとなる「Umi&Yama Kitchen(海と山 キッチン)」を立ち上げ、1号店を10月3日に大阪市に開業すると発表した。野菜や玄米、雑穀のほか、肉や魚などのメイン食材も盛り込み、1杯で一食が完結するスタイルで提供、若者世代の取り込みを図る。

 サラダ専門店の新ブランドは、2010年に立ち上げた「グリーン・グルメ」以来。「食を通じて日本を旅する」をコンセプトに、日本の食文化を味わえるサラダメニューを用意する。宮城県産のサーモンや北海道の豚肉など各地の肉や魚などを使い、1杯300グラム程度で提供する。平均価格は1400円前後を予定している。

 1号店はJR大阪駅前の「グランフロント大阪」のうめきた広場地下1階。持ち帰りのほか、イートイン用に24席を用意し、近隣のビジネスパーソンをターゲットに据える。午前10時~午後9時(10月3日は午前11時オープン)。

 同社は今年6月に発表した26年4月期~28年4月期の中期経営計画で、新ブランド開発などを盛り込んでいた。今後3年間で10店舗以上の出店を目指す。(大盛周平)