新マリーナの完成予想イメージ(神戸市提供)
新マリーナの完成予想イメージ(神戸市提供)

 神戸市は、神戸港の新港第1突堤と第2突堤の間の水域に新設するマリーナについて、「スーパーヨット」と呼ばれる高級大型クルーザーに特化した国内初の施設にすることを決めた。整備・運営事業者として、自動車ディーラーのジーライオン(神戸市中央区)を代表とする7社の企業グループを優先交渉権者に選定。国内外からの寄港を見込み、2027年春ごろの開業を目指す。(西井由比子)

■瀬戸内観光の玄関口としての役割も

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 選ばれた企業グループはジーライオンのほか、クリエイション(堺市)▽瀬戸内ブランドコーポレーション(広島市)▽SYLジャパン(横浜市)▽ホライゾンヨット(台湾)▽SYL MONACO(モナコ)▽Plan・Do・See(プランドゥシー=東京)-で構成。国内外でスーパーヨット関連のサービスを提供する事業者やヨットメーカー、マリーナ運営事業者などが名を連ねている。