淡路島で最大規模の公募展「第77回洲本市美術展」の彫塑・工芸部門で、洲本高校(洲本市上物部2)美術部3年辻野琳美さん(18)が、将来が期待される作家に贈られる「大歳賞」を受けた。同展での受賞は3年連続。辻野さんは「市展とともに歩んできた高校生活」と喜ぶ。(古田真央子)
同展は日本画や洋画、書など5部門があり、高校生から応募できる。
幼い頃から絵を描くことが好きだった辻野さん。小学5年で洲本市に転校し、絵をほめられたことを機に新しいクラスメートとうち解けることができた。辻野さんは「絵が人と人をつなぐと知った」と振り返る。