豊岡市にある豊岡劇場で5月19日から5日間、「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」の上映がありました。私は舞台挨拶のため2日目に伺いました。その費用は制作・配給側が持つことがほとんどです。つまり自腹です。それでも二つの理由から積極的に舞台挨拶に行っています。
一つ目は観客の反応をダイレクトに知ることができるからです。私はこれまで、テレビ番組を制作してきました。テレビ局に届く視聴者の声や知り合いから感想を聞くことはできますが、どうしても一方通行です。映画館の場合は上映後にその場で感想を聞くことができます。臨場感も緊張感もあります。どういうきっかけでこの作品を知ったのかということも聞けます。
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