神戸新聞NEXT

 ご愛読いただいた垣根涼介・作、ヤマモトマサアキ・画の連載小説「ぎんぎら弾正」は28日で完結し、翌3月1日から桜木紫乃・作、くわはらまい・画の連載小説「家族晴れ」が始まります。直木賞作家が描く、青年の成長と新たな家族の在り方の物語をお楽しみください。

■あらすじ

 札幌市の観光名所・さっぽろテレビ塔。大学卒業後、アルバイト生活を続けてきた菊池太陽は、正社員として採用されることになった。ところが太陽の初出社の日、専業主夫の父・誠が突然、家出してしまう。穏やかだったはずの家族の変化に戸惑う太陽は、職場で「プラネタリウム再建」という一大プロジェクトを任されることになるのだが-。

■作者の言葉

 さっぽろテレビ塔を舞台に、家族や同僚や友だちという関係のなかで成長してゆく主人公、太陽君。彼の目に見える世界がどんなふうに広がってゆくのか、札幌の四季や大通公園の景色を通してお楽しみいただけたらと思います。

 【さくらぎ・しの】1965年、北海道釧路市生まれ、江別市在住。北海道釧路東高校卒。裁判所職員を経て2002年「雪虫」でオール読物新人賞を受賞。07年同作を収録した単行本「氷平線」でデビュー。13年「ラブレス」で島清恋愛文学賞、「ホテルローヤル」で直木賞、20年「家族じまい」で中央公論文芸賞を受賞。「ヒロイン」(毎日新聞社)「彼女たち」(KADOKAWA)「情熱」(集英社)など著書多数。

■画家の言葉

 札幌は大通公園のランドマーク、テレビ塔が舞台! お人柄もすてきな桜木氏との全てがメード・イン・北海道なタッグ、光栄かつワクワクです。読者の皆さま、しばしの間どうぞよろしくお願いいたします。

 【くわはら・まい】北海道在住。多摩美術大中退。2000年、ビジュアルブック「ファンタスティック・サイレント」(ベストセラーズ)でデビュー。イラスト、絵本、映画美術、小説、ファッションなど幅広い分野で活動するアーティスト。別名義にD[di:]がある。「ルーちゃんとクリスマスツリー」(福音館書店、共著)「キぐるみ」(河出書房新社)「おふとんのくに」(金の星社)など著書多数。

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