対話型AI「Bard」を公開した米グーグルのロゴ=2020年7月、スイス・チューリッヒ(ロイター=共同)
 対話型AI「Bard」を公開した米グーグルのロゴ=2020年7月、スイス・チューリッヒ(ロイター=共同)

 昨年12月、本連載で「ライターの仕事と検索エンジンは消滅か Chat GPTの衝撃」と題したコラムを書いた。この時点では、まだ国内のマスメディアで、チャットGPTについて言及した記事がほぼ皆無だったからだ。当時、この話題で盛り上がっているのはテクノロジー領域で働くエンジニアばかりという状況ではあったが、筆者はチャットGPTのあまりの完成度の高さに驚き、2023年はジェネレーティブAI(画像や音楽、文章などを生成するAI)の大波が来ると確信した。そこであえて年末の時期に取り上げたのだ。