タワーから東を望む。左端は県立病院と市立第二高等女学校・女子商業学校で背後は大倉山公園。その右の通りは山手幹線。中央の森は湊川神社でその右は三越。手前は福原遊郭。右端は新開地本通りで、右下は電光文字塔。そこから上に、松竹座、喜久屋食堂、神戸デパート、日の出ビルと続く
タワーから東を望む。左端は県立病院と市立第二高等女学校・女子商業学校で背後は大倉山公園。その右の通りは山手幹線。中央の森は湊川神社でその右は三越。手前は福原遊郭。右端は新開地本通りで、右下は電光文字塔。そこから上に、松竹座、喜久屋食堂、神戸デパート、日の出ビルと続く

 特報! 当連載が書籍になった。日本初のサブカル郷土史本である。タイトルは「神戸はみだし近代歴史めぐり~写真で見るサブカル郷土史」(神戸新聞総合出版センター)で、4月下旬発売。第1回から50回までをまとめたものだが、連載後に入手した資料や新たに分かった事実、紙面では割愛した部分など、半端やなく加筆している。

 さらに、写真も増補したりレアなものに差し替えたりしているので、連載を切り抜きしているマニアな方も買って損はない一冊になっている。また、特別付録として「別府=神戸説」を裏付ける写真集も掲載。神戸市民でなくても楽しめる内容なので、ディープな街歩きガイド本としてもお買い求めくだされ。