第5部・被災地へのまなざし
【4】息長いつながり 「居場所づくり」現地に伴走
激しい揺れと津波に見舞われた、みやぎ生活協同組合(仙台市)。組合員は私生活で大きな痛手を受けながら、本部の指示によらず独自に被災者への支援を始めていた。
押し寄せた泥をかき出す際、立ち上るほこりを避ける帽子を毛糸で編んだ。小学校入学を控える幼稚園児には、津波で行方知れずとなったかばんの代替品をプレゼントした。
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