地産地消くらぶ
<116>北本ファーム社長 北本奇世司さん(45)加西市
兵庫県加西市特産のニンニク「ハリマ王」。戦前から伝わる在来種で、独特の辛みと強い香り、そしてまろやかな味わいが特長だ。地元の農業「北本ファーム」(加西市)社長の北本奇世司(きよし)さん(45)が地域で始まった生産を受け継いでいる。
栽培を始めたのは、北本さんの曽祖父。昭和初期に収入源の一つとして手がけるようになった。戦時中は他の作物が優先され、1960年代に、祖父が野生化していたニンニクを見つけ、再び栽培を始めた。
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