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<101>神戸咲く咲くHarmony社長 鯛かおるさん(54)神戸市西区

2021.09.07
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食材を真空状態で揚げる特殊技術を生かした「給食野菜チップス」などを手にする神戸咲く咲くHarmonyの鯛かおる社長=神戸市西区神出町広谷

食材を真空状態で揚げる特殊技術を生かした「給食野菜チップス」などを手にする神戸咲く咲くHarmonyの鯛かおる社長=神戸市西区神出町広谷

 「野菜でも果物でも色や香り、味をしっかり残せる」。野菜・果物のチップスを製造する「神戸咲く咲くHarmony(ハーモニー)」(神戸市西区)の鯛かおる社長(54)は、胸を張る。秘訣(ひけつ)は、真空状態で食材を揚げる特殊技術にあるという。

 「食に関わる仕事がしたい」と短大で栄養士の資格を取り、神戸市内の食品機械メーカーに入った。食品工場用のろ過装置の開発に携わったが、会社は約10年で経営が行き詰まった。そこで1997年、一念発起して会社(現アトラステクノサービス)を起こし、事業を引き継いだ。

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