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<97>JAたじまピーマン協議会会長 霜倉和典さん(67)豊岡市

2021.07.06
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「もっと多くを届けられる産地にしたい」と話すJAたじまピーマン協議会の霜倉和典会長=豊岡市但東町中山

「もっと多くを届けられる産地にしたい」と話すJAたじまピーマン協議会の霜倉和典会長=豊岡市但東町中山

 緑が濃く、肉厚でみずみずしい「たじまピーマン」。大阪や神戸などの卸売市場では「但馬の濃いヤツ」と高評価を受ける。出荷は毎年6月から11月。シーズンを終えた九州、四国などのハウス栽培ピーマンに代わって店頭に並ぶ。

 JAたじまピーマン協議会の173戸が露地で育てる。出荷量は域内の全3市2町(約11ヘクタール)で約560トンと近畿一。国から産地指定を受け、安定供給の責務を負う。だが近年、青森や宮崎産が目立つといい、霜倉和典会長(67)=兵庫県豊岡市=は「ピーマンの代名詞と呼ばれるにはまだ足りない」とさらなる高みを目指す。

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