地産地消くらぶ
<42>稲美町立天満小栄養教諭 佐用ヱリカさん(45)稲美町
授業中においしそうな給食のにおいが教室まで届き、そわそわとした記憶は多くの人にあるだろう。兵庫県稲美町では約30年前から、積極的に地元産の食材を取り入れてきた。農林水産省の学校給食コンテストでは昨年度、10年連続の近畿農政局長賞に輝いた。
食べ物に感謝し、食材を選ぶ力などを身につける食育。「稲美町や兵庫県には、おいしいものがたくさんあって、育てる人たちがいる。食を通して自分が暮らすまちを好きになってほしい」。子どもたちの顔を見ながら、給食づくりを楽しんでいる。
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