地産地消くらぶ
<25>合同会社 小麦生活代表 加古隆一さん(40)神戸市西区
神戸市西区神出町で約10年前から小麦を栽培し、収穫した小麦と国産小麦のみを原料としたパンを焼いて販売している。15アールから始めた生産面積は80アールに拡大した。「種まきから収穫まで毎年ドキドキだけど今年は質量とも良かった」と日焼けした顔をほころばせる。
父が稲作農家でもともと農と食への関心は高かった。30歳になる直前、自分の中で膨らんでいた「食を直接手掛けたい」という思いに従って脱サラ就農。兵庫県が町内に整備した兵庫楽農生活センターの加工施設を借りてパン作りも始めた。
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