トランプ米大統領と電話会談し、記者団の取材に応じる高市首相=15日夜、首相官邸
 トランプ米大統領と電話会談し、記者団の取材に応じる高市首相=15日夜、首相官邸

 高市早苗首相は15日、中国訪問を終えたトランプ米大統領と約15分間電話会談し、インド太平洋地域情勢への対応で緊密な連携を確認した。イラン情勢を巡り、首相は一刻も早い事態の沈静化が重要だとの日本の基本的な立場を伝え、意思疎通を続ける方針で一致。トランプ氏からは2日間にわたった習近平国家主席との会談成果について共有された。首相が記者団に明らかにした。

 トランプ氏は大統領専用機から電話した。両首脳は、経済や安全保障など中国を巡る諸課題について意見交換した。6月15~17日にフランスで開かれるG7サミットの際に対話することも申し合わせた。

 首相は会談後、記者団に「トランプ氏との間で揺るぎない日米同盟を確認することができた」と強調。「日本について大変なお力添えをいただいたということで、深く感謝を申し上げる内容だった」とも語った。台湾問題が話題になったかどうかは答えなかった。

 茂木敏充外相は15日の衆院外務委員会で、米中首脳会談に関し「初日(の会談)は対決色というより融和ムードの中だった」と指摘した。続