新型コロナウイルス禍の代替大会の甲南高戦で、17三振を奪った神港橘高時代の金丸夢斗=2020年8月、ほっともっとフィールド神戸
新型コロナウイルス禍の代替大会の甲南高戦で、17三振を奪った神港橘高時代の金丸夢斗=2020年8月、ほっともっとフィールド神戸

 今季のプロ野球の大卒ルーキーは、新型コロナウイルス禍で高校3年時に甲子園大会の中止を経験した。中日の金丸夢斗投手(関大、神港橘高出身)と、DeNAの坂口翔颯(かすが)投手(国学院大、報徳高出身)もそうだ。不遇にめげず成長を遂げ、プロ入りを果たした2人だが、けがとの闘いを強いられている。兵庫の恩師たちは「次も乗り越えてくれるはず」と温かく見守る。(初鹿野俊)

■中日・金丸(神港橘高出身)腰痛考慮、キャンプは2軍

■DeNA・坂口(報徳高出身)右肘手術、リハビリの日々