兵庫県内の私立高43校で10日、2025年度入試が実施された。県私立中学高等学校連合会によると、既に入試を終えた生野学園(朝来市)を含む44校の1次募集定員8703人に対し、3万800人が受験し、135人が欠席した。平均倍率は前年度と同じ3・54倍。合格は13日までに発表される。
神戸市中央区の神戸山手女子高は25年度から共学になり、校名も神戸山手グローバル高に変更される。受験生たちは午前8時前から、緊張した表情で試験会場へ。男子生徒の姿も多く、西神中(同市西区)3年の男子生徒(15)は「将来は日本にいても英語を使う機会がもっと増えていると思う。高校では英語学習を頑張りたい」と意気込んでいた。
1・5次募集は18日に10校が、2次募集は3月25日に25校が実施する予定。(鈴木雅之)