観光案内や特産品の販売、手荷物預かりなどを担うコンシェルジュカウンター=姫路市西駅前町
観光案内や特産品の販売、手荷物預かりなどを担うコンシェルジュカウンター=姫路市西駅前町

 神姫バス(姫路市北条口1)は1日、JR姫路駅北の商業ビル「キュエル姫路」(同市西駅前町)に、新たな観光拠点となる体験型複合施設「MONZEN(モンゼン)」を開く。県産品を使ったスープを提供するカフェ、物販に加え、観光案内、手荷物預かりなどを担う。同社は「門前という名前の通り、姫路や播磨、兵庫県の玄関口として県外や国外から誘客したい」とする。(金 慶順)

 同社は2022年春、県内各地の食や物品、体験・宿泊プログラムを扱うECサイト「ローカルプライム」を開設した。モンゼンは、ECサイトで発信している魅力をリアルで体感できる場を目指す。内装は姫路城のしっくい壁をイメージした白い壁や、瓦を取り入れた床、皮革を使った椅子などで地元らしさを打ち出した。

 1階にはカフェと物販、コンシェルジュカウンターを置く。淡路島産タマネギのポタージュや福崎町産もち麦入りの根菜スープなど3種類、飲み物を提供。物販では県内の約30事業者が手がける酒、調味料、そうめん、皮革製品など約100種類の特産品を用意する。英語を話せるスタッフが常駐し、観光ルートの提案や特産品の紹介、手荷物預かりを行う。2階では県内事業者による対面販売会やイベントなどを企画する。

 周辺にはJR姫路駅構内の観光案内所「姫路観光なびポート」があり、今秋には市が同市二階町の大手前通りで「市観光交流センター」(仮称)を開業予定。3施設で連携し、誘客や観光動態の分析に取り組みたいという。丸山明則専務は「ビル前広場を活用した催しや夜のイベントも企画したい。姫路、播磨、兵庫の知られざる魅力を感じ取ってもらえたら」と話していた。

 午前9時~午後6時。年末年始は休み。モンゼンTEL090・5886・9588