8月にあった「はりま漫才グランプリ」は、昨年に続いて2回目の開催だった。ダイバーシティ(多様性)の頭文字を取って「D-1」とうたい、今回も多彩な顔ぶれがそろった。
準グランプリに輝いた姫路本社編集部の森下陽介(29)と宍粟支局長の村上晃宏(34)が一番恐れていたのが前回の覇者、「空想ロケット」だった。
県立大付属高校(上郡町)1年の上野蒼生(あお)さん(16)と佐野優冴さん(15)。中学1年の時、お笑い好きの2人が出会ってコンビを組んだ。「狙ったボケがウケる瞬間が最高。一度味わうとやめられない」と上野さん。プロのお笑い芸人を目指している。