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衛生用品などの支援物資を袋に詰める作業を実演するアマゾンのスタッフ=尼崎市東海岸町
衛生用品などの支援物資を袋に詰める作業を実演するアマゾンのスタッフ=尼崎市東海岸町

 南海トラフ巨大地震や豪雨などの自然災害に備えるため、兵庫県尼崎市は23日、アマゾンジャパン(東京)と支援物資の提供に関する覚書を交わした。有事の際、同社が同市東海岸町にある物流拠点「尼崎フルフィルメントセンター」に保管する約50種類、約1万5千点の備蓄品を市の要請に応じて届けるほか、同社と市、地域が防災訓練を行うなど、平時から協力態勢を構築する。

 同社は同日、国内で初めて同センターに支援物資の保管拠点「ディザスター・リリーフ・ハブ」を開設した。米国、ポーランド、オーストラリアに次ぐ4カ国目。商品の入出荷、配送システムを駆使し、災害支援を専門とする2法人の要請を受けて、全国の被災地へ迅速に支援物資を届ける仕組み。

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