芦屋市がごみ処理施設の広域化断念、数十億円の節約ならず 排出量が都市部で突出 分別マナーも課題

2023/4/13 05:30神戸新聞NEXT

芦屋市がごみ処理施設の広域化断念、数十億円の節約ならず　排出量が都市部で突出　分別マナーも課題

建て替え方針が決まった芦屋市環境処理センター（左）。広域化に伴い対岸の西宮市西部総合処理センター（右）と機能が統合される予定だった＝芦屋市浜風町の浜風大橋から

　美しい景観を誇る兵庫県芦屋市で、ごみを巡る問題がくすぶっている。老朽化が進む処理施設について市は隣の同県西宮市と広域化を計画。環境、財政面でメリットが期待されたが、頓挫し、単独で整備することになった。数十億円を節約できたはずが、総事業費は少なくとも２００億円に上る見込みで、市民の不満も高まっている。（村上貴浩）

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。