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庁舎前で市民から花束を贈られて笑顔の松本真・尼崎市長(中央)=尼崎市役所(撮影・斎藤雅志)
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庁舎前で市民から花束を贈られて笑顔の松本真・尼崎市長(中央)=尼崎市役所(撮影・斎藤雅志)

 兵庫県尼崎市長選で初当選した松本真(しん)市長(43)が2日、初登庁し、市役所で就任式が開かれた。職員や市民ら約300人を前に「一票に込められた市民の声を胸に、問題をどう解決できるか一緒に考えたい」と呼びかけた。会見では「住みたい・住みやすいまち」に向けた子育て負担軽減や、女性幹部の登用など選挙戦で掲げた施策に優先的に取り組むとした。(広畑千春)

 午前8時過ぎ、徒歩で市役所に到着。玄関前に集まった市民に「頑張れ」とエールと花束を贈られ、笑顔で庁舎に入った。就任式に続き、市長執務室のいすに腰かけると「気合が入ります。市を引っ張っていくんだという実感が湧く」と表情を引き締めた。

 松本市長は稲村和美前市長の後継として立候補。新人同士の一騎打ちになる中、維新候補に約2万7千票差をつけて勝利した。

 記者会見では「責任も感じるが、これからの仕事が非常に楽しみでワクワクしている」とリラックスした顔も見せた。選挙は激戦となったが、「稲村前市長の思いを引き継ぎ、常に変革や改革を続ける。私を応援しなかった人も含め『松本だったら大丈夫』と思ってもらえる4年間にしたい」と抱負を語った。

 首長では県内最年少となる。共働きで、今後も家事育児は分担し続けるといい、「夫婦で協力して子育てし、キャリアも継続していくというこれからのモデルを実践し、『自分も頑張ろう』と思ってもらえるようにしたい」と述べた。

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