尼崎市内の各駅近くにある見どころや人、団体、店などを紹介します。(2016年11月の連載を一部加工しています)
■阪急 塚口 永楽商店街 2度の大火、苦難越え
北改札口から阪急伊丹線に沿って歩くこと3分。踏切を渡ると、細い路地からにぎやかな声が聞こえてくる。
「ちょっと聞いてえや」「今日イカリさん、行った?」「あんた独身なん? そら残念」
奥さま方の井戸端会議中らしい。空き店舗を利用したコミュニティールームにはテーブルと椅子が置かれ、行き交う人々が次々に立ち寄っていく。
店先には「焼いも」の赤ちょうちん。香ばしい匂いが辺りを包む。レトロなたばこ屋の看板前を、子どもたちが風のように駆け抜けていく。
「懐かしい感じがするでしょう。タイムスリップしたみたいな」
地域のまちおこしをするNPO法人「ASUネット」の礒田洋一理事長が口を開く。かつては、八百屋や精肉店など40以上の店が軒を連ねたという「永楽商店街」。「いわゆる庶民の台所。昔は人があふれるほど、にぎわったそうです」
だが、2002年と12年、2度の大規模火災に見舞われ、ほとんどの店が閉店に追い込まれた。今では立ち飲み屋や薬局など10軒が残るだけ。
礒田さんらは2013年、焼け残った履物店など三つの空き店舗を借り受けて、コミュニティースペース「永楽亭」などをオープンした。大正時代に建てられた古商家の中で、句会や英会話教室など、多彩な催しを企画する。
「エクスミー?」「違う違う、エクス・キューズ・ミーや」
100メートルもない小道だが、人通りは多く、笑い声は絶えることがない。礒田さんが目を細めながら言う。「度重なる困難を乗り越えてきた人たち。みんな、たくましいんです」
◆ ◆
〈永楽商店街〉 阪急塚口駅から約100メートル北側。三菱電機伊丹製作所などが近くにあることから、通勤客の利用も多い。地域の人が「断捨離」したものをNPO法人がもらい受けて、店頭販売する軒先市も好評。
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