「三和に行けばなんでもそろう」。そんなフレーズで知られる兵庫県尼崎市南部の「三和本通商店街」で空き店舗が増える中、有志の市職員と学生、商店街が協力してミニ図書館をつくるプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングで資金を募っている。空き店舗を活用し、市民が交流する場を通じて活性化させる狙いだ。募集は31日まで。2023年2月の開店を目指す。(浮田志保)
三和本通商店街は南北400メートルに約120店舗がひしめく。市によると空き店舗は15年度に22%だったのが、21年度には33%に増加。また、商店街に隣接してNHKドラマにもたびたび登場した「三和市場」は21年度で79%に上る。
計画するミニ図書館は、名付けて「さんとしょ」。国道43号付近の建家町にある事務所の1階で「一箱本棚オーナー制度」と呼ばれる手法を導入する。本棚を小さく区切ったスペース(約30センチ四方)を月2千円で貸し出し、借り主のオーナーがお薦めの本を並べるというものだ。
図書館は読書をはじめ、趣味を披露しあう場としても活用できるほか、イベントに向けた場所の無料貸し出しや、創作物の販売会も予定する。一般利用は300円の初回の登録料のみで、その後は無料とする。
企画した尼崎市職員は、柏木洸一さん(38)と杉原竜太さん(35)、白崎友朗さん(30)の3人。
商店街の活性化を模索する中、静岡県焼津市の駅前商店街で20年、NPOが「みんなの図書館さんかく」と題して私設図書館を開設し、活気を生み出していると知った。そこで市の副業制度を利用し、今年6月に一般社団法人「オリコム」をつくって本格的に挑むことにした。
尼崎市と地域課題の解決に向けて連携協定を結ぶ関西国際大(三木市)の学生ら十数人も協力。商店街の振興組合も8月、北側の神田北通から移転し、ミニ図書館をつくる事務所2階に拠点を構えた。
オリコムの代表に就いた柏木さんは「さまざまな情報に触れて学習できるだけでなく、社会的孤立を生み出さない『つながり』を大事にできる場所にしたい」と話す。
クラウドファンディングは100万円が目標。リターン(返礼)にはしおり、ステッカーなどのオリジナルグッズのほか、3カ月分の一箱本棚オーナー権を用意する。また、「さんとしょDIYワークショップ」と題して市民と一緒に床を貼ったり本棚を作ったりする。問い合わせはinfo.oricom@gmail.comまで。

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