■宝塚西0-7明石 第1シードの宝塚西は初戦で涙。1回戦を経て勢いづく明石から点を奪えず、昨秋から指導する杉本監督は「夏の初戦は怖い」と唇を結んだ。 コントロールのいい相手先発の球に的を絞れず、5度の三者凡退。エースの土橋主将も「打者をかわそうという思いが裏目に出た」と2桁安打を許し、失点が膨らんだ。 筑波大から国立大初のドラフト1位指名でプロ入りし、投手としてオリックスなどで活動した杉本監督から「目的を持ったトレーニング」の大切さを教わった。冬季練習を経て、春季県大会では36年ぶりの16強と飛躍したが、土橋主将は「シード校のプレッシャーをはねのけられなかった」と悔いた。(藤村有希子)【兵庫大会特集ページ】試合速報や勝ち上がり表、写真集※写真は閲覧・販売サイト「神戸新聞images」からもご覧いただけます。