■川西緑台6ー0淳心 川西緑台は先発の楠本が8回無失点。11三振を奪う力投でチームを初戦突破に導いた。 伸びのある直球が持ち味の右腕。「直球が若干高かった」と、序盤から安打や四球で走者を背負ったが、「焦りはなかった」。0-0で迎えた四回1死二、三塁のピンチでは冷静にスクイズを外し、飛び出した三塁走者はタッチアウト。後続も三振に仕留めて無失点で切り抜けた。 すると打線がその裏、真鍋の中前打で均衡を破った。楠本はその後も毎回、得点圏にランナーを背負うも「援護のおかげで落ち着いて投げられた」と要所を締めた。 2回戦では第1シード校の滝川第二と対戦する。過去最高のベスト4を見据え、背番号1は「四球を最小限に抑え、直球で圧倒する投球を見せたい」と意気込んだ。(成 将希)【高校野球特集ページ】こちら【選手名鑑ページ】こちら