亡くなった母に関しては、今も心残りに思っていることがもう一つある。母が元気なうちに「最期をどう迎えたいか」の話し合いをしていなかったことだ。
母は最後の1年あまり、病院のベッドで寝たきりだった。誤嚥(ごえん)性肺炎を起こしたため口から食べられなくなり、医者に胃瘻(いろう)を勧められた。胃瘻とは、胃に直接管を差して栄養分を注入する方法。延命治療のひとつだ。
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亡くなった母に関しては、今も心残りに思っていることがもう一つある。母が元気なうちに「最期をどう迎えたいか」の話し合いをしていなかったことだ。
母は最後の1年あまり、病院のベッドで寝たきりだった。誤嚥(ごえん)性肺炎を起こしたため口から食べられなくなり、医者に胃瘻(いろう)を勧められた。胃瘻とは、胃に直接管を差して栄養分を注入する方法。延命治療のひとつだ。
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