毎年お正月に西宮市の兵庫県立芸術文化センターで「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ」の公演を行ってきました。「ヴィルトゥオーゾ」とはイタリア語で音楽の名手のことで、すなわち名手たちの交響楽団というわけです。
きっかけは、指揮者の大友直人さんと「日本のプロ・オーケストラは世界でも相当なレベルにある。各オケのコンサート・マスターや首席クラスだけで一つの特別なオーケストラを作ったら、どんな音が聴けるのか?」と話したことでした。
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