神戸新聞子育てクラブ「すきっぷ」の地域イベント「ワコーレ親子わくわくプログラム」(和田興産協賛)がJR住吉駅前の東灘区文化センターで開かれ、8組23人の親子がおからを使ったみそ作りに挑んだ。
おからは、豆腐の製造過程で搾りかすとして生じる。栄養が豊富だが、廃棄されるケースが多いという。講師を務めた和食文化伝承会神戸支部の今村靖子さんは「おからみそは簡単に作れ、食品ロスを減らすことにもつながる」と説明する。
参加者は、おからとこうじ、塩をポリ袋に入れて混ぜ込んで仕込んだ。今村さんが3カ月間寝かせたみそを使ったみそ汁も試食した。中央区の女児(6)は「(試食が)おいしくておかわりもした。自分のおみそが出来上がるのが楽しみ」と笑顔を見せた。