ポリ袋を使った調理でできた料理を取り分ける親子=中央区文化センター
ポリ袋を使った調理でできた料理を取り分ける親子=中央区文化センター

 神戸新聞子育てクラブ「すきっぷ」の地域イベント「ワコーレ親子わくわくプログラム」(和田興産協賛)が、神戸市中央区東町の区文化センターで開かれ、7組22人の親子連れが防災クッキングを体験した。

 防災知識の啓発を進める神戸学院大学のサークル「防災女子」のメンバーが指導した。ポリ袋に食材を入れ、カセットこんろで湯せんすることで、災害時でも温かい食事を用意できる方法を紹介した。

 参加者は、わかめご飯や具材たっぷりのオムレツ、野菜ジュースを使った蒸しパン作りに挑戦した。簡易な調理とは思えない本格的な仕上がりで、試食では「おいしい!」と声が上がった。

 「親子わくわく-」は、これまでの「すきっぷサロン」をリニューアルして初めて開催。今後も、防災や環境、栄養などについて親子で楽しく学べる企画を展開していく。(武藤邦生)