産後ケアや育児と仕事の両立セミナーなど、神戸新聞子育てクラブ「すきっぷ」のサイトで多彩なイベント情報を発信する登録グループの交流会が1月24日、神戸・ハーバーランドの神戸新聞社で開かれ、企業からのゲストも交え40人が参加しました。
子育てする人と応援する人をつなぐプラットフォーム(基盤)として、お出かけ情報や地域ニュースなどを発信するすきっぷ。約8千人の会員がおり、兵庫県内230以上の子育て支援団体が登録しています。
交流会は新年のあいさつも兼ね、毎年同じ時期に開催。1グループずつの自己紹介タイムでは、活動内容や大切にしていること、〝コラボ〟の呼びかけなど、それぞれ2分の持ち時間を目いっぱい使ってアピールしていました。
後半は五つの班ごとに交流。ある班では「父親たちにイベントに参加してもらうには」という質問に「野外活動などパパが活躍できそうなプログラムにしては」「お父さんの参加実績を広報するのも」などとアイデアが続々。新型コロナウイルス禍や共働き世帯の増加といった子育て環境や意識の変化にも話が及び、「男性も子育てをしやすい社会に」などと盛り上がりました。
普段は出会えない分野の人とのつながりを求め毎回参加しているという親子支援ネットワーク協会(神戸市長田区)理事のイルマズ和恵さん(55)は「このつながりを基に活動できたら、子育てにさらに大きな支援を届けられるはず」と振り返っていました。(すきっぷスタッフ 萩原 真)
2024/02/11(日) 神戸新聞