「子ども・子育て会議」って、ご存知ですか?
県や市、町ごとに、いろんな分野の代表者が集まり、そのまちの子育て支援策について話し合う会。実はわたしも、兵庫県の同会議委員を今年6月まで2年間、務めました。「こんな子育て支援、あったんや…!」などなど、気づきがたくさんありましたので、子育て世代のみなさんにぜひシェアさせてください。
2012年に「子ども・子育て関連三法」が成立。地域に応じた子育て支援ができるようにと、市町村や都道府県に「子ども・子育て会議」を置くよう、努力義務が課されました。兵庫県は13年に設置。こども家庭庁によると、当時の調査では県内の市町はすべて設置したそうです。
わたしが務めたのは、「公募委員」。県内に住む人、通勤・通学している人などに向け広く募集され、書類選考や面接をへて採用が決まります。
娘(17)はワンオペ育児、長男(12)は障害があり地域の園や学校に入るのも苦労し、次男(5)は待機児童…と、三者三様に悩んだ経験から、「当事者の声をぜひ生かしてほしい!」というのは長年の願い。公募の話を知り、すぐに手を挙げました。