兵庫リレーカーニバル

兵庫リレーカーニバルは
陸上の祭典

　兵庫リレーカーニバルは毎年４月下旬、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催される陸上競技大会です。国内トップランナーらが出場する１万メートルなどの種目のほか、兵庫県内の小学生、中学生、高校生、大学生・一般がそれぞれリレーの県内一を争います。

　また、「日本グランプリシリーズ」の一つに数えられ、国際大会につながる国内最高峰の競技会として有力選手が多数参戦してきました。北京五輪男子４００メートルリレー銀メダリストの朝原宣治さんや男子１００メートル元日本記録保持者の伊東浩司さん、女子１５００メートル元日本記録保持者の小林祐梨子さんのほか、東京・パリ五輪陸上女子代表の田中希実選手ら兵庫ゆかりのアスリートがこの大会で育ち、世界の舞台へと羽ばたいていきました。

　近年は、市民アスリートやキッズ参加のタイムトライアルを設けています。第７３回大会からは「誰でもチャレンジリレー」を開催します。「リレカ」の愛称で親しまれる大会は、トップランナーから駆けっこ好きな子どもたちまでが参加する「兵庫陸上の祭典」といえるでしょう。