ガソリン代や保険料などさまざまな維持費がかかるクルマ。どのような節約をしていますか。アクサ損害保険株式会社が実施した「47都道府県 ドライバー県民性調査2025」によると、カーライフの節約方法として、回答者の44.9%が「安いガソリンスタンドを利用する」と回答しました。
マイカーを持ち、月に1回以上運転する20歳から69歳の男女4700人を対象に、2025年9月にインターネットで調査しました。
■ガソリン代は月8684円
1カ月のガソリン代(EVの場合は充電料金)は、全回答者の平均は8684円。「10000円から15000円未満」が23.6%、「5000円から6000円未満」が15.5%でした。
ボディタイプ別では、オープンが13400円と最も高く、続いてワンボックスが11016円、ミニバンが10769円、セダンが10461円でした。都道府県別では、栃木県が11208円で最も高く、次いで岩手県10404円、山形県10065円、東京都10004円、鹿児島県9825円でした。
■任意保険料は年間55187円、若年層ほど高額に
年間の任意保険料は平均55187円。「50000円から60000円未満」が17.0%、「30000円から40000円未満」が16.1%でした。
任意保険料を年代別にみると、若年層ほど保険料が高くなる傾向があり、20代は平均63347円。若年層の事故リスクの高さを保険会社が保険料に織り込んでいることが考えられます。
ボディタイプ別では、セダンの62855円が最も高く、SUV・クロカン62272円、ステーションワゴン58043円と続きました。都道府県別では、岐阜県が66164円で最も高く、鹿児島県が63930円、東京都が63789円と続きました。
■カーライフにおける節約方法、「安いスタンド利用」が最多
ドライバーはどのようなカーライフ節約に取り組んでいるのでしょうか。「安いガソリンスタンドを利用する」(44.9%)で最も多い結果に。次いで、「エコドライブを心がける(急加速・急減速はしないなど)」が33.5%、「現金一括で購入する」が32.1%、「会員割引・クーポンを使って給油する」が30.1%、「洗車は自宅でする」が24.1%でした。また、「ネット型自動車保険に加入する」は13.9%と、7人に1人が実践していることがわかりました。
■都道府県別にみる節約実践率の違い
上位3つの節約方法について、都道府県別の実践率をみると、「安いガソリンスタンドを利用する」では、新潟県と沖縄県がともに56.0%で1位となり、大分県が55.0%で3位でした。地域によってガソリン価格に差があることや、スタンド間の競争状況が影響している可能性があります。
「エコドライブを心がける(急加速・急減速はしないなど)」では、北海道と奈良県がともに43.0%で1位、愛知県と京都府がともに42.0%で3位という結果になりました。「現金一括で購入する」では、愛知県が44.0%で1位、神奈川県が42.0%で2位、奈良県が41.0%で3位となりました。
【出典】アクサ損害保険株式会社
























