株式投資に取り組む人が最も多い都道府県はどこなのでしょうか。株式会社トレジャープロモート(東京都千代田区)が運営するオンライン株式スクール『株の学校ドットコム』が実施した「株式投資への取り組み」に関する調査によると、1位は「東京都」で、3人に1人以上が株式投資を行っていることがわかりました。
調査は、全国の20代~70代の男女1万人(男性4980人、女性5020人)を対象として、2025年7月にインターネットで実施されました。
その結果、「株式投資に取り組む人の割合が多い都道府県ランキング」は、1位「東京都」(37.5%)で、全国平均の28.0%を9.5ポイント上回りました。
以下、2位「奈良県」(36.8%)、3位「岐阜県」(34.1%)、4位「京都府」(33.4%)、5位「埼玉県」(33.3%)と続いた一方、最も少なかったのは「青森県」(16.8%)で、東京都との差は20ポイント以上開いています。
株式投資に取り組んでいる人の割合を男女別で見ると、全国平均では男性の36.4%に対して女性は19.9%と大きな差が見られました。
男性で最も割合が高かったのは「奈良県」(45.8%)、最も低かったのは「大分県」(25.0%)となった一方、女性は「香川県」(32.8%)が最も多く、47都道府県で唯一女性が男性を上回りました。反対に最も低かった「青森県」(9.2%)は1割未満となりました。
なお、男女の差が最も大きかったのは、「熊本県」で、男性の41.7%に対して、女性は12.7%と3倍を超える差が見られました。
また、「金融資産1億円以上」の”億り人”の割合では、「東京都」(8.0%)が最多で、全国平均3.9%の2倍以上となりました。次いで、「福岡県」(7.5%)、「長崎県」(7.4%)が続き、2024年7月の調査と比較すると、金融資産1億円以上の割合は全国平均で0.9ポイント増加したほか、30の都府県で前回を上回る結果となりました。
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【出典】
▽株の学校ドットコム