小林虎三郎(右から3人目)がつめ寄る藩士らを説得する場面を再現した「米百俵の群像」=新潟県長岡市の千秋が原ふるさとの森
小林虎三郎(右から3人目)がつめ寄る藩士らを説得する場面を再現した「米百俵の群像」=新潟県長岡市の千秋が原ふるさとの森

 明治新政府(せいふ)軍と旧江戸幕府(きゅうえどばくふ)軍が戦った戊辰(ぼしん)戦争で、長岡藩(ながおかはん)(今の新潟県長岡市など)は、旧幕府軍に加わり敗れました。城下町はあれ果て、藩の領地(りょうち)は約3分の1に減(へ)らされたため、藩士(し)やその家族は食べ物が少なくなり、困(こま)っていました。