本や資料の並ぶ展示スペース。パネルは借用で、現在は返却中(15日から再展示する)=明石市明石公園、兵庫県立図書館
本や資料の並ぶ展示スペース。パネルは借用で、現在は返却中(15日から再展示する)=明石市明石公園、兵庫県立図書館

 今年は終戦から80年。今も世界のどこかで戦争はおきています。どうして戦争はなくならないのでしょう。80年前、自分たちの町に爆弾(ばくだん)が落ちた時、小中学生はどんな暮(く)らしをしていたのでしょう。戦争について学んでみませんか。兵庫県立図書館(明石市明石公園)では二度と繰(く)り返さないために、戦争のことを知ってほしいと「太平洋戦争-終戦から80年-」(9月17日まで)を開催(かいさい)し、貴重(きちょう)な本や資料(しりょう)を展示(てんじ)しています。          (鈴木久仁子(すずきくにこ))

■写真集など206冊、資料も 

 明石市には終戦の年に、6回の空襲(くうしゅう)がありました。1、6、7月。日本が戦争に負けた8月までに1500人余(あま)りの人が亡(な)くなりました。