ひょうごの医療

「精神的な要因も病状に影響する。家族や職場などでの支えも重要」と話す熊谷俊一・神鋼記念病院膠原病リウマチセンター長=神戸市中央区脇浜町1
神鋼記念病院 膠原病リウマチセンター(神戸市中央区)熊谷俊一センター長に聞く
症状“封じ込め”可能に 早期診断・治療が重要
かつて関節リウマチには「痛みや腫れを鎮める」対症療法を用いるのが主流だった。だが新薬が登場し、新たな診断基準も示され、発症しても関節の破壊・変形を起こさせず、普通の生活が期待できるようになってきた。最新のリウマチ治療について神鋼記念病院膠原(こうげん)病リウマチセンター長の熊谷俊一さん(68)に聞いた。
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- シリーズ40 運動器の病気
2015/7/4~2015/7/25
骨や筋肉など運動器の病気により移動に支障が出る「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」。進行すると要介護、さらには寝たきりになるリスクが高まるため、近年、その予防と治療が注目されている。兵庫県内の医療の最前線に迫る連載の第40回シリーズは、運動器の病気を4回にわたって取り上げる。

