8月1日、落語界の偉人がまた一人、天国へと旅立った。昭和の大スター桂米丸師匠である。生まれは大正、享年は100歳という最長老の米丸師匠。新型コロナウイルス流行もあり晩年、寄席や落語会はお休みされ、私はここ数年お会いする機会がなかったが、「とにかく元気で、誕生日にお電話をすると、よく通る声で一切電話を切るそぶりもなく、長電話になるんだよ!」というようなことを二番弟子である桂米助師匠から伺っていた。
8月1日、落語界の偉人がまた一人、天国へと旅立った。昭和の大スター桂米丸師匠である。生まれは大正、享年は100歳という最長老の米丸師匠。新型コロナウイルス流行もあり晩年、寄席や落語会はお休みされ、私はここ数年お会いする機会がなかったが、「とにかく元気で、誕生日にお電話をすると、よく通る声で一切電話を切るそぶりもなく、長電話になるんだよ!」というようなことを二番弟子である桂米助師匠から伺っていた。