高見澤清隆さん
高見澤清隆さん

 何だか酒の話ばかりだなとの声が聞こえてきたので、今回は博物館での仕事について。20代、結婚前の連れ合いは陶芸家の内弟子だった。私はフリーランスだったので彼女の師匠の手伝いにもよく駆り出された。特に面白かったのは穴窯作り。信楽の窯職人の手伝いだが貴重な体験だったし、焼き物に関しては門前の小僧の端くれくらいにはなれたのかもしれない。