商工会編
佐用町商工会長 井口覚氏
多世代の活躍を後押し
-町内経済の現状と課題は。
「夏場のヒマワリ畑をはじめ観光資源やホルモン焼きうどんなどの名物はあるが、目立った地場産業はなく、名の知れた製品を持つ企業も少ない。小売りや建設、建築の自営業者が多いが、特に小売りや飲食が、長く続いた新型コロナウイルス禍と物価高騰で苦しんでいる。人口は1万5千人、2005年に旧佐用郡内4町が合併した当時から6千人減った。経営者の高齢化や後継不在が、地域の衰退につながりかねないと危機感を持っている」
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