ひょうご経済ラボ
<ひょうご経済ラボ(19)りそな総合研究所・荒木秀之主席研究員>「外国人1割社会」イメージを 雇用問題解消への期待は禁物
「外国人1割社会」という言葉が出てきました。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によると、2070年の人口は約8700万人と、23年の1億2441万人(推計)から大幅に減少する見込みです。比率でいえば7割にまで減少します。
一方、外国人の人口は304万人から939万人に増えます。それに伴い、外国人比率は直近の2%台から、70年には1割を超える見込みです。1割といえば、ちょうど今の英国やスペインの水準に当たります。
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