ひょうご経済ラボ
<ひょうご経済ラボ(4)りそな総合研究所・荒木秀之主席研究員>限定的なインバウンド効果
新型コロナウイルス禍で海外からの入国者数には上限が決められていますが、6月から1日当たり2万人に引き上げられました。同時に、水際対策も緩和されています。特定の98カ国・地域については、出国前72時間以内の検査による陰性証明があれば、入国時の検査は不要となりました。
対象の国・地域からは観光目的の入国も再開しています。もちろんコロナ前に比べると、規模はまだ限定的です。以前は年間で3188万人、1日平均で8・7万人が日本を訪れていました。今回の2万人という規模は、当時の2割強にとどまります。
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