上げ幅が一時900円を超え、節目の5万9000円を回復した日経平均株価を示すモニター=16日午前、東京都港区の外為どっとコム
 上げ幅が一時900円を超え、節目の5万9000円を回復した日経平均株価を示すモニター=16日午前、東京都港区の外為どっとコム

 16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に続伸し、約1カ月半ぶりに取引時間中の最高値を更新した。前日終値からの上げ幅は一時1400円を超え、5万9500円を突破した。米国とイランによる戦闘終結に向けた協議が進展するとの期待から買い注文が膨らんだ。

 午前終値は前日終値比1415円35銭高の5万9549円59銭。東証株価指数(TOPIX)は50・33ポイント高の3820・66。

 米国とイランが来週半ばに期限が迫る停戦合意について2週間の延長を検討していると伝わった。両国による協議の進展で中東地域の緊張が緩和し、原油の供給不安が解消に向かうとの思惑が追い風になった。

 前日の米ハイテク株高も好材料。東京市場にも波及し、株価水準が高い人工知能(AI)や半導体関連銘柄が買われ、相場を押し上げた。

 平均株価は高市政権による積極財政政策への期待から2月末に6万円に接近。その後は中東情勢の悪化を受けて下落基調となり、3月下旬の取引時間中に5万1000円を割り込んだ。