ウォーシュ氏(ゲッティ=共同)
 ウォーシュ氏(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にケビン・ウォーシュ元理事(55)を指名する方向で最終調整に入った。欧米主要メディアが29日報じた。ウォーシュ氏はトランプ氏の利下げ路線支持を表明している。トランプ氏は同日、ワシントンで記者団に、次期議長を30日午前(日本時間30日夜~31日未明)に公表すると述べた。

 議長人事の最終候補は、ほかに米大手資産運用会社ブラックロック幹部のリーダー氏、現FRB理事のウォラー氏、国家経済会議委員長のハセット氏の4人。トランプ氏は意中の人物について「非常に尊敬されており、金融界では誰もが知っている」と説明した。

 ウォーシュ氏は米金融大手モルガン・スタンレー出身。2006年2月、当時史上最年少でFRB理事に就任し、11年3月に辞任した。次期議長の選考過程で、トランプ氏に利下げの必要性を主張したとされる。トランプ氏は自身の利下げ要求を受け入れる人物を指名すると明言していた。

 次期議長の就任には議会上院の承認が必要となる。