山形県酒田市と富山県砺波市は10日、それぞれ住宅敷地内にクマが出没したことを受け、自治体判断で発砲を可能とする「緊急銃猟」を実施し、駆除した。いずれもけが人はなかった。
酒田市によると、同市米島の神社に隣接する住宅の柿の木で、クマ2頭が実を食べているのを市職員が確認。爆竹を鳴らそうと近づいた際に3頭いることが分かり、いずれも駆除。成獣1頭と幼獣2頭の雌で、親子とみられる。
砺波市庄川町古上野の住宅でも敷地内にいるのを見つけ、駆除した。体長約1・3mの雌の成獣という。早朝に目撃があり、捜索していた。
秋田県鹿角市花輪では80代男性が自宅付近の路上で、クマに襲われけがを負った。
























