包装紙を使った商品を持つ森隆〓さん(右)と支援員の山本侑季さん。額に収まるのは森さんが城崎温泉で見た景色から着想を得た絵=加古川市別府町新野辺 ※〓は「まだれ」に「黄」
包装紙を使った商品を持つ森隆〓さん(右)と支援員の山本侑季さん。額に収まるのは森さんが城崎温泉で見た景色から着想を得た絵=加古川市別府町新野辺 ※〓は「まだれ」に「黄」

 ダウン症で絵画の制作に取り組む加古川市の森隆〓さん(45)の作品が、お菓子の包装紙に採用されることになった。多機能型事業所「ワークハウスくれよん」(同市別府町新野辺)が製造・販売する商品で、森さんは同事業所の元利用者。旅行で訪れた城崎温泉などをイメージして描いたといい、「たくさんの人に絵を見てもらえたら」と話している。(田中朋也)