築100年超の酒蔵を活用した「日本の古酒蔵」。ツアー開始を前に内覧会で説明する匠創生代表の安村亮彦さん(右)=加古川市野口町良野
築100年超の酒蔵を活用した「日本の古酒蔵」。ツアー開始を前に内覧会で説明する匠創生代表の安村亮彦さん(右)=加古川市野口町良野

 全国58の酒蔵から10年以上熟成酒(古酒)を集めた蔵置場「日本の古酒蔵(こしゅくら)」(加古川市野口町)で、パソナグループの「匠創生」(淡路市)が16日から、見学ツアーを定期開催する。加古川唯一の酒造会社「岡田本家」の蔵を借りて、日本酒、焼酎、梅酒などの古酒158銘柄を保管。代表の安村亮彦さん(45)は「ビンテージウイスキーやワインに負けない古酒の魅力を国内外に発信し、インバウンド(訪日客)を加古川に呼び込みたい」と意欲を見せる。(増井哲夫)